知っトク防災基礎知識


日本では地震や台風、豪雨などといった自然災害にたびたびみまわれています。

特に、2011(平成23)年に発生し、地震と津波によって2万5千人近い死傷者と行方不明者が出た東日本大震災は、

日本全体で防災について考え、行動する大きなきっかけとなりました。

自然災害はいつどのタイミングで起こるかがわからないため、備えは早く始めるに越したことはありません。

しかし、十分な準備を行い、災害発生後に素早い行動をとれるようにするためには、

最初に防災の基礎知識を学んでおかなければなりません。

 

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まず、自然災害の遭遇時やその後しばらくの間の生活に備える意味で、防災グッズを準備しておきましょう。

このグッズは大きく、避難時に最優先で持ち出すべきものである「非常持出品」と、

復旧して自宅に戻れるようになるまでの間の生活で必要となる「常備品」に分けることができます。

非常持出品の具体例としては、現金や通帳などの貴重品類や、乾パンやドライフードなどの非常食、

携帯ラジオ、懐中電灯、包帯や絆創膏などの簡単な治療ができる医薬品、常備薬、下着を含む衣類、

ティッシュペーパー、雨具など。

常備品の具体例としてはカップ麺、レトルト食品、水、卓上コンロや鍋、やかんなどの湯沸かしや

簡単な調理ができる道具、寝袋、毛布、洗面用具などが挙げられます。

防災グッズは定期的に点検を行い、消費や使用の期限が過ぎているものがあれば新しいものに取り替えておきましょう。

→日赤の「非常時持ち出し品リスト」です

 

自宅周辺で避難所に指定されている施設を知ることも重要です。

避難場所には大きく、一時的に身の安全を確保するための「一時避難場所」、

火災によって発生する炎や煙からの安全を確保するための大人数を収容できる「広域避難場所」、

災害で自宅が被害を受けた人が訪れて身体や生命を守る「収容避難場所」の3種類があり、

これらとは別に自治体で定めた基準を満たす場所を指定した「緊急避難場所」も存在します。

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一時避難場所は近くの公園や学校のグラウンド、広域避難場所には面積の広い公園や広場、

収容避難場所は最寄りの学校の体育館が指定されていることが多いので、

自治体のホームページなどで確認しておきましょう。

また、自宅の中でも、すばやく外に出られるように出入り口となる通路を確保しておきましょう。

このとき、避難経路の途中には家具や荷物をできるだけ置かないようにし、

どうしてもそこに置かなければならない場合は転倒防止器具などで通路が塞がらないようにしておくと、

より迅速に自宅の外に飛び出すことができます。