戸建ての浴室リフォーム「あるある」

今日はお風呂の解体工事でした。

ということで、戸建ての浴室リフォーム「あるある」をお届けしたいと思います。

 

戸建ての浴室リフォームで

在来工法の浴室(昔からあるタイル張りの浴室)から

システムバスに変更するパターン。

まず構造ですが、昔のお風呂は床も壁もモルタルという

コンクリートに石が入っていない素材(コンクリートと思ってください)にタイルを張っていることがほとんどです。

なので、床はタイル→モルタル→土という構造になっていますが、そのすべてに防水性能はありません。

タイルは水を通しませんが目地は水を通しますし、コンクリートも時間をかければ水は浸透していきます。

 

img_0294←よくあるタイプのお風呂

 

昔の風呂は極端に言うと「水が多少しみてもどうせ土だからいいじゃん」くらいの構造になっているわけです。

しかし長年の間には、壁と床の取り合いの入り隅など弱い部分から少しずつ水が浸透していきます。

その状態が長く続くと、お風呂の壁の下にある土台などの木材が腐食してしまうという現象が起きます。

もうこれは、在来工法のお風呂の場合は宿命といってもいいくらいです。

 

img_0586←解体途中のお風呂。床はこんな感じになってます。

 

今までお風呂の工事を数十件とさせていただいてますが

経験的には10件中7~8件は上記のような状況で土台や柱が腐食し修理が必要になります。

 

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↑この大きさのバールを土台に突き刺してみると・・・  ↑半分近くが刺さります

この状態ですと構造材としての耐力は期待できません。入替え必須。

 

ですから、通常は浴室リフォームで在来工法の浴室からシステムバスに変更する場合は

工事工程の中で土台の修理を予定しておきます。

施主の方にも「非常に高い確率でこの工事が発生します」とお伝えし

およその金額を伝えておきます。

最終的にはお風呂を解体してみないとわからないのですが、そのように事前に段取りをしておかないと、

お風呂を解体してからではすべてが後手に回ってまい、お風呂に入れない日がいたずらに伸びてしいますし、

予期しない費用が発生してしまいます。

 

リフォームを長くやっているとこのケースはまさに「リフォームあるある」なのですが、

ネットや雑誌でトラブルの事例を見ているとこのケースのトラブルが割と多いので気を付けたいところです。

浴室リフォームの時にこの提案をしてくれない業者さんはちょっとこわいかも・・・。

 

「浴室リフォームで気を付けたい3つのポイント」

↑浴室リフォームをご検討の際はこちらもチェック

 

 

 

マンション浴室リフォームの押さえるべきポイントはこれ!

マンションの浴室は分譲タイプのグレードの高いものであっても年数の経過とともに古くなっていくため、

ある程度の年数が経った頃にリフォームを考える方が多いかと思います。

そして、マンションは購入時に浴室インテリアなどすでに決まっていることがほとんどですが、リフォームは自分の好みの

浴室にできるということで夢も膨らむものです。夢が膨らむ一方で、どのようにリフォームをしようか悩まれることでしょう。

今回はそんなマンションの浴室リフォームのポイントをいくつかお伝えいたします。

 

1つ目は毎日の疲れを癒すリラックスできるスペースとして、ゆったりと広く感じるスペースとすることです。

マンションの浴室リフォームの場合、その限られたスペースでいかに広い空間を生み出すか工夫が必要となります。

広く見せるために、白を基調とした淡い色目の壁面カラーや浴槽カラーを選んだり、最近のアクセントパネル

(壁一面の色を変えること)を利用することで広く感じる浴室スペースの実現が可能になります。

そして、色を選ぶ時にあわせて注意していただきたいことが1つあります。

現在新しいシステムバスで主流の天井埋め込み型照明は、既存の壁についているタイプの照明から比べると

少し暗く感じることがあります。照明が埋め込まれていることで光の拡散が制限されるため暗く感じるのですが、

これは壁の色を選ぶ時に、埋め込みにするか壁付にするかを壁色明るさあわせて検討したい部分になります。

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↑白基調の明るい浴室(照明壁付)

 

次にポイントとなるのが、やはりお手入れのしやすさです。

お風呂は毎日入るところなので、お手入れも毎日必要となってきます。商品選びの時に浴槽につく湯垢が付きにくい

コーティングがされている浴槽を選んだり、カビが発生しにくい素材を使用した壁にすることでお手入れが格段に

しやすくなります。最近では鱗状痕が付きにくくコーティングされている鏡なども出ていますが、

鏡については本当に必要かどうかを検討し必要なければ設置しないという選択肢もメンテナンス上有効だと思います。

ただ、鏡は設置されていると空間を広く見せる効果もあるので、どちらが自分にとってよりメリットがあるかを

考える必要があります。

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↑一度ついてしまうと落ちない鱗状痕

 

3つめのポイントは安全性です。浴室はどうしても滑りやすく転倒などの怪我の心配があります。

そのような心配を軽減するため、手すりや滑り止めが付いた浴槽を選んだり、滑りにくい材質を使った床にするなども

ポイントになります。最近では、バリアフリーがスタンダードになりつつありますので、安全に気を配ったものも

多く出ていますので、参考にされると良いでしょう。

忘れてはならないのがバリアフリーについては段差や使い勝手だけでなく温度のバリアフリーについても

検討の必要があるということです。浴室は寒いところで裸になるという特性から、気温差による事故が毎年

多く報告されています。浴室暖房を入れるなど体の状況に合わせて温度差を解消することについても

検討しておきましょう。

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↑スタンダードな手すりの位置

 

別の視点からの「浴室リフォームで気を付けたい3つのポイント」も参照ください。

 

以上のポイントをご参考いただきながら、ご自身のライフスタイルに合った浴室選びをしていただきたいです。

そして、実際にショールームなどで商品を見ていただき、より快適で癒される入浴スペース作りをされることをお勧めします。

浴室リフォームで気を付けたい3つのポイント

長文です(すいません・・・)

 

15年~20年くらいたってくると浴室も気になってくる年ごろでしょうか。

最近のユニットバスはデザイン、清掃性、便利機能など

優れたものがたくさんありますね。

その辺の優れたところの説明はメーカーさんのカタログやHPにゆずるとして

浴室リフォームを考えるときに一緒に考えたい3つのことを書いてみました。

 

①バリアフリーになるかどうかは構造による!(マンションの場合)

メーカーでもさかんにバリアフリーがうたわれ、

浴室をリフォームすると洗面脱衣室から浴室への出入りが

フラットになるようなことが言われていますが、

マンションの場合はその構造、具体的には排水の高さによって、

段差ができてしまうことも多いのです。ユニットバスは

既存の排水の高さに合わせて設置されます。

もともとの排水の位置が高めの位置に設定されていると

洗面脱衣室の床よりも高い位置にユニットバスの床が設置されてしまうのです。

バリアフリーになりますよと言われリフォームしてみると

実際はならなかったということも少なからずあるようです。

厳密には解体後でないとわからないこともありますが、

事前の調査と打ち合わせが非常に重要になってきます。

 

特にマンションリフォームについてご知りたい方は

「マンション浴室リフォームの押さえるべきポイントはこれ!もご覧ください。

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②浴室リフォームするときは土台や柱もチェックするチャンス!(戸建ての場合)

戸建ての浴室のリフォームをするときにかなりの確率で出てくるのが、

浴室廻りの柱や土台の腐れです。

以前の在来工法の浴室は水を完全に防ぐような工法ではないため

20~30年の間にタイルの目地や壁の隙間から水が浸透し木材を

腐らせてしまうのです。

私も今まで何十件と浴室リフォームをしましたが半数近くのお宅で

木材(土台や柱)が傷んでいました。

そして濡れた木材は白アリの好物でもあります。

湿気た状態が長く続くと白アリが付き家を弱らせてしまうこともあります。

戸建ての浴室リフォームをするときは

この可能性を事前に考えておかないとしっかりとした対応ができず、

いたずらにお風呂の使えない日が伸びてしまいます。

浴室リフォームの時は必ず柱や土台の修理といったところも考えておきましょう!

 

③浴室リフォームするときはあわせて給湯器も検討すべし!

皆さんのお宅のお風呂は浴室内に温度調節するリモコンがついていますか?

そのリモコンは給湯器に付属するものなので

浴室をリフォームしても新しくはなりません。

そして、お湯を沸かしている給湯器の機能とユニットバスの機能

(主に追い炊き機能)は連動していますので機能を変更したい場合は

片方だけを変えてもできない場合があります。

「オートストップを付けたい!」

「追い炊きを付けたい!」などなど、

機能を変更したいという要望があれば、一緒に工事をするのがおすすめです。

 

おまけ

★乾燥機は服を乾かすためだけにあらず!

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最近は「浴室乾燥暖房換気扇」を付けるお宅もだいぶ増えてきました。

浴室リフォームの時には加えたい機能の一つではないでしょうか。

梅雨時期だけでなく外干しできない花粉の時期にも重宝します。

ただ、浴室乾燥機能は洗濯物を乾かすだけではないんです。

ジメジメとした時期にお風呂そのものを乾燥させカビの発生を

抑えるためにも効果的です。

特に窓のないマンションの浴室などではこの方法をお勧めします。