家を訪問する際に、その家の印象を一番に感じるところが玄関になるでしょう。
そのため、住まいの顔という代名詞があるほどですから、訪れる方々へ良い印象を与えたいものです。
住まいは築年数が経過するにつれて劣化することが避けられないものですが、
特に玄関の扉は、雨や風、ホコリや紫外線などの影響を受けやすい部分であったり、
毎日住まう家族が出入りを繰り返すことにより老朽化が免れないものですから、
玄関のリフォームを行った際には扉も工事されてはいかがでしょう。
玄関ドアの交換工事は1日で工事できるカバー工法という工事方法があります。
今までは玄関ドアを交換する場合、外壁を傷めて交換工事をするので
1日では完了しないケースが多かったのですが、
既存のドア枠に新しい枠をカバーすることで1日で仕上げる工事が主流になってきました。
1日で工事できることにより、施主様の負担も軽くなり気軽にできるリフォームになりました。
扉のタイプには、左右のどちらかが開閉する開きタイプや、
左右の両方を真ん中から開閉するタイプ、左右に扉をスライドさせる引き戸タイプなどがあります。
それぞれには特徴がありますので、玄関スペースや住宅との調和性、
機能性などを考えられて選ばれるのがいいでしょう。
また、住宅の方角によっては光や風を考慮して扉のタイプや素材を選びたいものです。
日中の日差しが強かったり、冷気が入りやすい環境にある場合には、
断熱性に優れている素材を使用した扉を選ばれるのがいいでしょう。
そして、空き巣などの犯罪被害に遭わないような防犯性能が高いと言われている扉の鍵が、
現在ではいくつかのタイプがありますので、取り入れられてはいかがでしょう。
たとえば、カードキーやリモコンキー、キーレスといわれるタイプなどがあって、
これらは一般的なかぎ穴があるタイプに比べて、空き巣の侵入に強いとされていますから、
リフォームの際に鍵も交換されることをおすすめしたいものです。
家の第一印象を大きく左右するのが玄関になりますから、デザインにも気をつかいたいことでしょう。
この時には色や扉の取っ手部分を、家全体のバランスを確認しながら決めていくことで、
訪れた方々への印象を変えることができるでしょう。
そして、住まう家族が高齢となった場合のことも考えて、
断熱性や機能性を高めることを意識したリフォームをされるのもいいでしょう。
扉を開けたホールは、開放感が出るように工夫をしたいものです。
狭い空間であっても、天井や壁、床などの色をバランス良く工夫されることで、広がりが感じられたり、訪れた方への印象を良いものにすることができますので、力を入れておきたいところになります。
訪れる方々のためだけではなく、住まう家族が毎日出入りする場所でもありますから、
家族や依頼される業者の方と話し合われて、玄関をリフォームされてはいかがでしょう。
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